2007-01-01から1年間の記事一覧

ほんの少し2007年を振り返って―井上雄彦氏の壁画で本年は終わりです。

今年もお世話になりました。このブログは本当にこの1年更新回数が激減してしまって、訪問してくださった方には申し訳ない気持ちです。書きたい記事はたくさんあったんですが、夏ごろから仕事が忙しくなり、どうにも時間が取れなくなってしまいました。正確な…

『ユリイカ12月臨時増刊号 BLスタディーズ』。

1ヶ月以上ぶりの更新になりますが、お知らせです。今日12月12日発売の『ユリイカ12月臨時増刊号 BLスタディーズ』に「アメリカでのBLマンガ人気」という題名で記事を書かせていただいています。ユリイカ2007年12月臨時増刊号 総特集=BL(ボーイズラブ)…

「モーニング国際新人漫画賞」第1回副賞受賞2作品が、無料で読めます!

昨日お伝えしたように、今日発売の『モーニング2』に講談社『モーニング』の主催する「国際新人漫画賞」の大賞受賞作品が掲載されています。これ→が大賞受賞作品掲載の『モーニング2』の表紙です!売り切れる前に本屋さんへGO!でも雑誌に掲載されていな…

「モーニング」国際新人漫画賞、大賞受賞作品掲載号発売!

講談社の『モーニング』の主催する「国際新人漫画賞」第1回大賞受賞作品、『影の祭り』掲載号が明日30日に発売です。左→は明日発売のその『モーニング2』の表紙です。この表紙も大賞受賞者でアメリカ人のremさんが描いています。明日は本屋さん、またはコン…

『ストリート・ファイター』ハリウッド実写映画の監督決定。

先日お伝えたした『ドラゴンボール』実写映画化の話題。 あの後20世紀フォックスがエンターテイメント系ニュースサイトIGNに対して「まだ撮影場所も時期も確認していない」というコメントを出すなど、ますます「やっぱまだ決まってないんじゃん?」という…

『ドラゴンボール』とうとうハリウッドで実写映画化決定!?

大昔からハリウッドで実写映画化されると噂のあった『ドラゴンボール』。しかしとうとうそのロケ地が決まった、という報道がカナダのニュースサイト『The Gazette』に掲載された。記事の題名は「(カナダの)モントリオールで大予算映画3本の撮影決定」とい…

Result Announcement of Kodansha's International Manga Competition.

Finally, the results of Kodansha's Morning International Manga Competition were announced today.Result Announcement in English The Grand Winner : Kage no Matsuri by rem and bikkuri (USA) The Second Winner : Nigiri Supahero by Liou Ming Law…

講談社「モーニング国際新人漫画賞」第一回結果発表!!

講談社史上初、日本漫画出版社史上初の本格的国際漫画賞である『モーニング国際新人漫画賞』の審査結果が本日発表されました。 「モーニング国際新人漫画賞」公式HP 「モーニング国際新人漫画賞」第一回結果発表 大賞1作品、副賞2作品は、それぞれアメリカ…

アメリカ6月+7月・コミックス専門店での月間マンガ売上リスト。

リハビリ第2弾の記事はまたまた売上リスト。今回は、業界向けニュースサイトICv2の7月16日の記事「2007年6月のグラフィック・ノベル売上ベスト100」と、8月21日の記事「2007年7月のグラフィック・ノベル売上ベスト100」から作成した7月と8月…

USA Today発表一般書籍売上トップ150リスト:7月第1週目から8月第3週目まで、全部まとめてランクイン情報。

ご無沙汰しております。1ヶ月以上ぶりの更新です。この1ヶ月何をしていたかと言うと、仕事していました。仕事していました。仕事していました。それだけ。海もプールも高原のさわやかな空気もカキ氷も花火もお祭りもまったくなく(ビールはちょっとだけあ…

「マンガソーシャルメディア」の「海外マンガ事情レポート」

最近ブログの更新がまたまた停滞しておりますが、8月に入ったら通常の更新に戻ります。戻します。戻る予定です。現在今月末にサンディエゴで開かれる「San Diego Comic Con International」通称「コミコン」に仕事で7月25日から31日まで行ってまいりま…

USA Today発表6月第4週目・一般書籍売上トップ150リスト:日本のマンガ3週間ぶりにランクイン。

お久しぶりです。アニメ・エキスポから帰ってきてからずーっとバタバタしたり、時差ボケでボーっとしたりしていました。これからはもう少し頻度を上げて更新したいと思います。USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「6月第4週目(6月25日ー…

「アニメ・エキスポ」に行ってきます。

明日(27日)から北米最大の日本アニメ・マンガのイベント「アニメ・エキスポ」に行ってまいります。日本帰国は7月5日を予定しています。スタッフとして働く(しかもどうやら一番忙しい部門で働くことになりそうな…)ので、その間更新ができるかどうかは…

アメリカで図書館員のためのアニメ・マンガ解説書発売。

現在アメリカでは多くの図書館でマンガを読めたり、アニメを見たりすることができるらしい。売上として数字にハッキリ出ることはほとんどないが、図書館が購入しているマンガの数はかなりの数にのぼると言われている。しかしそんな状況にもかかわらず、どの…

アメリカ5月・コミックス専門店での月間マンガ売上トップ13。

業界向けニュースサイトICv2の6月18日の記事「2007年5月のグラフィック・ノベル売上ベスト100」より。2007年5月のアメリカでのコミックス専門店でのマンガ売上トップ13。「トップ13」と中途半端なのは「グラフィックノベル売上ベスト100」のリス…

米大手コミックス出版社が日本の新興マンガ出版社と提携してオリジナルマンガ出版。

本の業界紙「パブリッシャーズ・ウィークリー(Publishers Weekly)」に15日付けで「DCが日本の新興マンガ出版社に投資(DC Invests in Japanese Manga Startup)」という記事が掲載された。この記事を簡単に要約すると、『バットマン』や『スーパーマン』で知…

北米最大のアニメ・コンベンション「Anime Expo」で史上最大の「ハレ晴れユカイ」ダンス収録。

米版『涼宮ハルヒの憂鬱』の「SOS団」の公式ブログによると、7月29日から開催される北米最大のアニメ・コンベンション「Anime Expo(AX)」で、北米「SOS団」は「ハレ晴れユカイ」ダンスを開催する。そのダンスの模様はアニメ専門チャンネルAnime Selectが収…

ハリウッド版『マッハGO GO GO』公式サイトオープン。真田広之氏もレイサー役で登場。

『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟(姉弟)によるハリウッド版『マッハGO GO GO』の公式サイトがオープンした。『マッハGO GO GO』公式サイト。主演はエミール・ハーシュ(『ロード・オブ・ドッグタウン』)で、その最大のライバル、覆面レイサーXを演…

『ザ・ヒストリー・オブ・アメリカン・コミックス』:アメリカのコミックスを紹介するDVD。

最近また更新が大変滞っております。スイマセン。今回は『ザ・ヒストリー・オブ・アメリカン・コミックス』というDVDの紹介です。わたし自身アメリカの“マンガ”事情はちょっと知っていても“コミックス”事情には素人なのでこのDVDを紹介するのは適任ではない…

USA Today発表5月第5週目・一般書籍売上トップ150リスト:日本のマンガ3作品ランクイン。

USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「5月第5週目(5月28日ー6月3日)」に日本のマンガ3作品がランクイン。『魔法先生ネギま!』の最新刊14巻が94位、『Bleach』最新刊19巻が104位で、それぞれ初登場。『ナルト』14巻は6週…

『こどものじかん』北米で発売中止になった経緯。

北米版の発売中止が決定した『こどものじかん』を巡って、英語圏のマンガファンの間でも多くの議論がなされていたが、ようやくその騒ぎも収束してきた印象だ。当ブログでも「私屋カヲル氏の『こどものじかん』、内容に対する非難を受けてアメリカでの発売延…

USA Today発表5月第3週目&4週目・一般書籍売上トップ150リスト:『ナルト』5週連続ランクイン。

USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「5月第3週目(5月14日ー20日)」と「第4週目(5月21日ー27日)に『ナルト』最新刊14巻がランクイン。これで同ベストセラーリストに『ナルト』14巻がランクインしたのは発売から5週連続と…

『こどものじかん』北米版、発売中止決定。

当ブログ5月28日の記事「私屋カヲル氏の『こどものじかん』、内容に対する非難を受けてアメリカでの発売延期」でお伝えしたように、『こどものじかん』の北米での発売元Seven Seas Entertainment社は社長の正式コメントとして先日同作品の発売延期を発表…

私屋カヲル氏の『こどものじかん』、内容に対する非難を受けてアメリカでの発売延期。

当初今年の4月に予定されていた私屋カヲル氏の『こどものじかん』のアメリカ発売が延期されたようだ。当ブログでも取り上げたように(『こどものじかん』アメリカ発売決定で、「アメリカで発売して大丈夫?」)ライセンス取得発表時から、アメリカではその発…

アメリカ4月・コミックス専門店での月間マンガ売上トップ41。

業界向けニュースサイトICv2の5月22日の記事「2007年4月のグラフィック・ノベル売上ベスト100」より。2007年4月のアメリカでのコミックス専門店でのマンガ売上トップ41。「トップ41」と中途半端なのは「グラフィックノベル売上ベスト100」のリス…

USA Today発表5月第2週目・一般書籍売上トップ150リスト:『ナルト』3週連続ランクイン。

USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「5月第2週目(5月7日ー13日)」に、『ナルト』最新刊14巻がランクイン。115位→53位ときて、3週目となった今週は64位へと若干順位を落とした。『ナルト』と言えば発売元のVIZが9月から開始する、4ヶ…

日本のエロマンガを専門に出版するアメリカの出版社Icarus Publishing社長インタビュー。

現在北米で日本のエロマンガを専門とする唯一の出版社Icarus Publihsing。社長さんのサイモン・ジョーンズ氏はエロマンガのみならず日本のマンガ全体の知識も豊富で、北米のマンガブログ界では名前を知られたお方でもある。このブログでも何回か発言を引用さ…

「ナルト・ネーション」:アメリカで『ナルト』単行本12冊+他関連本3冊を4ヶ月で発売する大キャンペーン敢行。

アメリカで現在絶大な人気を誇る『ナルト』。マンガ以外の一般書籍を含む本のベストセラーリストの常連であり、現在アメリカでのマンガ人口拡大に大きく貢献しているとも言われている作品だ。そんな『ナルト』をアメリカで出版するVIZが先月末にある発表を行…

USA Today発表5月第1週目・一般書籍売上トップ150リスト:『ナルト』孤軍奮闘。

USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「5月第1週目(4月30日ー5月6日)」で、『ナルト』最新刊14巻が先週の115位からジャンプアップして53位にランクイン。この『ナルト』14巻が今週ランクインした唯一のマンガ。4月の第2週目…

北米アニメサイトのアンケート「“萌え(moe)”についてどう思いますか?」

大手アニメニュースサイト「アニメ・ニュース・ネットワーク(ANN)」によるアンケート。日本でも定義をめぐって議論されていた「萌え」。北米ファンの意見を見るまえに、とりあえず「アニメ・ニュース・ネットワーク」による「萌え」の定義をみてみよう。 用…