勝手に大予想「次にハリウッドで映画化されるのはこのアニメ・マンガだ!?」
『モンスター』『寄生獣』に続き、『アフロ・サムライ』『トランスフォーマー』その上“日本アニメと言っちゃっていいんですかアニメ”『ボルトロン Voltron』も映画化決定。『ドラゴンボール』『アキラ』の企画がどうやら頓挫した後も『ルパン3世』『新世紀エヴァンゲリオン』『銃夢』、更にはゲームの『サイレント・ヒル』『Dead or Alive』も映画化が進むなど、日本アニメ・マンガ・ゲームをもとにした映画の企画書がハリウッドで飛び回っているご様子である。
そこでceena が勝手に「次にハリウッドで映画化されるアニメ・マンガ」を大予想。次にくるのはきっとこのアニメ・マンガだ!
本命 『科学忍者隊ガッチャマン』
英語題名「Battle of the Planets」→「惑星大戦争」
選んだ理由は知名度の高さ。アメリカでは多分『アキラ』『攻殻機動隊』を大きくしのぐ知名度を持つ『ガッチャマン』。ケーブルテレビの普及以前にローカル局で見ていたという人が多いからノスタルジーも喚起して大人の観客も呼べるはず。
1978年のアメリカで放送開始された時は暴力的シーンは沢山カットされ、死ぬべき人も『リンかけ』のように生き返るように編集されていたらしい。
映画では甚平くんの年齢をもうちょっと上げれば暴力シーンもオッケーになり、飛び回る科学忍者隊はワイヤーアクションで決まり。
対抗『るろうに剣心』
英語題名「Rurouni Kenshin」または「Samurai X」→「サムライX(エックス)」
アニメもマンガもアメリカで人気の『剣心』。でもここで選んだ理由は「ビデオ発売当時に付けられていた英語題名『Samurai X』がアメリカで受けそうだったから」。ってそれだけか?
アメリカ人は日本の「サムライ」が大好き。『アフロ・サムライ』も映画化されるし、『Samurai Jack』(「サムライ・ジャック」アメリカ産アニメ)、『サムライ・チャンプルー』もあちらでは人気だ。顔にバッテン傷のある天才剣士という設定も受けそう。
とは言え、剣心は白人俳優がやらないとアメリカでの観客動員数に響くので、悲しいけれどストーリーは原型を留めないほど改変されるのは必至。薫さん以下は全員日本人にして薫さんとの淡い恋愛を軸に剣心と仲間の交流を…ってこれじゃ『ラスト・サムライ』か。
大穴『Death Note』
まだアメリカでは翻訳マンガも出ていない『デスノ』。ここでその『デスノ』を大穴に持ってきた理由は「設定を全部アメリカに変えても『デスノ』なら問題ないこと」。またそれだけか?
夜神一家はアメリカン・ファミリーに変身してもさほどおかしく無いに違いない。アメリカの大都市の郊外で大きなお家に住む裕福な一見幸福家族。パパはFBIのエライ人という設定で。
ライトが高校生なのはマズイので最初から20歳を超えた大学生に設定。アイヴィー・リーグの名門校に通う大学生なんてまさしくライトにピッタリだ。デュークたち死神のデザインもそのまんまで大丈夫。
かなり脚本には苦労しそうだが「ノートに名前を書いたら死ぬ」というアイディアは「ビデオをコピーしないと死ぬ」にも通じるような単純だけど普遍的な訴求力があると思うんですが。説得力無し?
対抗『マッハ Go Go Go』
英語題名「Speed Racer」→「スピード・レーサー」
…とアップしたところで、コレはもうハリウッドで企画が通っていたことがコメント欄のご指摘で発覚!
なんと言っても『マッハGo Go Go』がアメリカで一番知名度が高い日本製アニメなので映画化はある意味当たり前かも。
続々ハリウッドで映画化される日本のアニメ・マンガ。皆さんの予想は?