アメリカ一般書店での10月前半マンガ売上はまた『ナルト』圧勝。


昨日のエントリーでは、9月の“コミックス専門店”でのマンガ売上状況を紹介したが、今日は10月前半“一般書店”の売上を伝える記事を紹介する。アメリカでは専門店と一般書店の流通経路が違い、資料が別々に公表されるためこうなるのだが、実際専門店と一般書店での売上はかなり差があるようなので、全体として見ると米グラフィック・ノベル部門は日本産のマンガが支配していると言えるだろう。*1

ICv2の記事'Full Metal Alchemist' Tops BookScanでは、10月1−2週の一般書店のグラフィック・ノベルの売上がまとめてあるが、リストにはなっていない。分かり易いように文章から起こしてリストを作ってみたが明言されていない箇所もあり、順位に若干のズレがあるかもしれないので、その点ご容赦ください。
Naruto, Vol. 7

(上記記事から、要点抜粋)
10月の最初の2週間は、『鋼の錬金術師』と『ナルト』が圧倒的な強さを見せた。CNでのTV放映が影響を及ばしているのは間違い無い。

鋼の錬金術師』1巻は2位を大きく引き離して今年度の売上ナンバー1を独走中。その第3巻も10月に入ってから2週に渡ってトップを独占している。『ナルト』は現在発売中の全7巻全てがトップ17にランクインしている。

(10月第2週目)

リスト上では14、15位が抜けているがICv2の記事によると、25位までにマンガで無いタイトルは1作品しか入っておらず、50位以内には3作品だけ、とのことだ。
↓今回13位にランクインしている『ハガレン』ノベル。

Fullmetal Alchemist: The Land of Sand (Novel)

Fullmetal Alchemist: The Land of Sand (Novel)





*1:「専門店」の売上数は昨日紹介したICv2にも出ていますが、「一般書店」の売上数を示す資料が見つかりませんでした。もしわかる方がいたら教えてください。私も時間のある時にもうちょっと探してみます。