アメリカ10月月間売上マンガトップ50。

Comic Book Resources"TOP SALES CHARTS FOR ACTUAL SALES IN OCTOBER, 2005"より。
アメリカのダイアモンドという取次ぎの資料を集計した10月月間マンガ売上ベスト50。(毎月このブログに掲載しているコミックス専門店の月間売上と同じ資料に基づいています。)

(カッコ内の数字はグラフィック・ノベル部門ベスト100圏内の順位)

追記:10月売上総括 ICv2"Comic Sales Rise in October"(11月15日)より。

2004年の同時期に比べて10月のコミックス売上は6%の上昇を見せた。グラフィック・ノベル売上は22%上昇し、コミックスとグラフィック・ノベルを合わせた売上の上昇9%に貢献した。DCコミックスの『Infinite Crisis #1』の高い売上のおかげでDCは売上高でMarvelを4.5%上回った。

グラフィック・ノベルの売上は引き続き好調で、2004年度と比べても20%以上伸びている。売上数自体はさほど伸びていないのだが、Marvelが出した$75の『Watchmen Absolute Edition』を含む高額な本の発売で売上高の伸びにつながった。

ベスト50にアメリカ産マンガはシネマンガを入れると4点、韓国産マンガ(manwha)が3点。出版点数全体の少なさを考えると、個人的にはこれからもっとアメリカ産マンガがリストに登場してくる気がする。

参考記事:グラフィック・ノベル部門アメリカ9月月間売上ベスト100内のマンガ

*1:辰巳ヨシヒロ作。日本語題名がわかりませんでした。

*2:マンガ家は独系シリア人でイギリス在住。ただし、TokyoPopで初出のマンガのためアメリカ産とした。

*3:マンガの描き方本。