ハリウッド『トランスフォーマー』実写映画レポート(小さいネタバレあり)。

総合エンターテイメントサイト「Ain't It Cool」レポートによると、ハリウッドで『トランスフォーマー』の実写映画化が着々と進行している様子だ。

実写版『トランスフォーマー』はドリームワークスと玩具会社ハスブロ、タカラの共同製作で、パラマウント・ピクチャーズによる世界配給が決定している。公開は2007年7月4日。監督は『アルマゲドン』『パールハーバー』のマイケル・ベイ、脚本はアレックス・カーツマンとロバート・オーシ(『アイランド』)、エグゼクティブ・プロデューサーはスティーブン・スピルバーグ。主演はシア・ラビオフ(『穴/Holes』)。

「Ain't It Cool」クイント氏のレポートから要点だけを簡単にまとめると以下の通り。(全くの白紙の状態で映画を見たい、という方は↓読まない方が無難かも。小さなネタバレあり。)

  • キャストには、IGN*1がスッパ抜いたように主演のシア・ラビオフ以外に、マイケル・クラーク・ダンカン(『シン・シティ』)、ジョン・ボイト真夜中のカーボーイ』、バーニー・マック(『オーシャンズ11』)など豪華な面々が決定済みらしい。
  • 映画のキャッチフレーズは英語で「Their War. Our World.」日本語に訳すと「奴らの戦い。俺たちの世界」。
  • USエアフォースの全面協力が得られたため、監督と軍の綿密な打ち合わせが可能になり、『トランスフォーマー』では、USエアフォースが実際に映画の中のような敵に襲われた時、どのように戦うのかを見ることができる。
  • 世界で初めて映画の中でUSエアフォースの最新鋭戦闘機F-22が使われる。
  • マイケル・ベイがこの映画を受けることにした理由は、主人公にある。初めて自分の車を得て大人への通過儀礼を経た気持ちになった10代の少年。そんな主人公に感情移入する物語を作ることに興味を持ったから。
  • スピルバーグは実際にアイディアを出し内容にまでかかわっている。
  • 映画は犬を連れて南極を歩く一人の男から始まる。男は巨大な氷の壁の前で氷を削っている。突如何かが起こって、犬が走り去る。そして氷の壁が大きく開き、穴のようなところに男は落ちてしまう。カメラが引かれると、半分氷から突き出た巨大ロボットの手の中にいる男の姿が映しだされる。
  • 上記のように映画は始まるが、実際にはその前に正義のロボット「サイバトロン(Autobots)」の生まれ故郷の惑星「セイバートロン(Cybertron)」のシーンが挿入される。

以下はレポーターであるクイント氏の印象。

  • アニメーション仕様のコンテを見た限りでは、ロボットの変形シーンはかなり期待が持てる。
  • マイケル・ベイは「(一般の映画ファンだけでなく、)『トランスフォーマー』ファンも喜ぶ映画を作りたい」と繰り返していたことから、ファンへのアピールも視野に入れているようである。

トランスフォーマー ハイブリッドスタイル 初代総司令官コンボイ THS-02

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*1:管理人注:IGN - マルティメディア・ニュースサイト