「読者が選ぶベスト本」ベスト・グラフィックノベル部門に『ナルト』と、ナント『ヘルシング』がノミネート。
出版業界紙「パブリッシャーズ・ウィークリー(PublishersWeekly)」の親会社リード・ビジネス・インフォメーション(Reed Business Information)とアメリカ3大ネットワークの一つNBCの協力で行われている「クィル賞(Quill Award)」。
同賞のサイトによると、この賞は現在最も読者が面白く、啓発的と考える本に栄誉を与える、業界認定の「読者が選ぶその年のベスト本」賞らしい。
この賞の「グラフィック・ノベル」部門には5作品がノミネートされているが、そのうちの2作品が日本のマンガである。一つは現在アメリカで絶大な人気を誇る『ナルト』で、もう一つはナント『ヘルシング』。
『ヘルシング』大好きなんですけど、なんでまた『ヘルシング』?
「クィル賞」のサイトでは、
ノミネーションの選定は、約6千人の及ぶ書店店員、図書館員によって構成される審議会が、2005年8月1日から2006年の6月30日の間に北米において英語で出版され米国の市場に出た本を対象に行った。
そして選んだ基準は以下のいずれかに該当するものから、ということだ。
- 「パブリッシャーズ・ウィークリー」のレビューに登場したことがある。
- 大手書店「ボーダーズ(Borders)」が同社書店員のノミネートによって月1回選ぶ「オリジナル・ボイス(Original Voices)」に選ばれたことがある。
- 「パブリッシャーズ・ウィークリー」か「ボーダーズ」のベストセラー・リストに出たことがある。
- 個人商店の集まりである「ブックセンス(Booksense)」 の「ブックセンスの選んだブック・オブ・ザ・イヤー(Booksense Picks of the Year)」に選ばれたことがある。
誰でも投票できるので、投票してみてもいいかも。このページに行って、お好きな作品の横にチェックマークを入れて「VOTE」を押すと投票できる。
9月30日に投票締め切り。発表は10日10日。
↓今回ノミネートされた『ヘルシング』英語版7巻。
- 作者: Kohta Hirano
- 出版社/メーカー: Dark Horse Manga
- 発売日: 2005/09/27
- メディア: ペーパーバック
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追記:
『ナルト』が結局受賞した。
「読者が選ぶベスト本:ベスト・グラフィックノベル部門で『ナルト』受賞」(10月22日)