『英会話スクールウォーズ』の英会話勉強法。
ここは基本的に北米からの英語・マンガに関するニュースブログですが、今回は英語関連ということで、少女マンガの『英会話スクールウォーズ』を取り上げます。
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わたし自身今でこそ英語関連の仕事をしていますが、英語の勉強には、それはそれはそれはそれはそれはとーーーーーーーーーーーーーーーーーーっても苦労したので、英語に苦労している人を見ると人事とは思えません。
主人公の有栖川希子(通称ありす)は、父親のNY赴任決定で半ば嫌々英会話学校に通うことになるのですが、そんなありすに向けて「ありすのための日本語で言う英フレーズ」というコーナーが一つのお話が終わるごとについてます。
例えばこんな感じ。
「畏怖 うどん 美味い!!(いふ うどん うまい)」
If you don't mind.(イフ ユ ドン マイン)
=[あなたが気にしないなら]あなたが気を悪くしないなら…という気くばりのフレーズ。
(If you don't mind, come with me!(もしいいなら、いっしょにきて)など)
日本語の当てはめ方がトボけてて笑えました。他にも、
下衆は?(げすは?)
Guess what?(ゲス ワッツ)
=[何だと思う?!(当ててみてよ!)]
とか(笑)。
ありすはさばさばしててちょっと男前の女子高生なので、アメリカ人の英語の先生に何か言いたくて、でも英単語を思いつかない時に思わず出ちまったのが、
DAMN!
げぇっ
(Damn/くそ、ちくしょう、げえ)
「げぇっ」って訳すと、なんかすごくインパクトある…
英語の勉強方法については人それぞれのところもあるので、ありすがこうやって英語を学んでいくのはコレはコレでアリかなっと(笑)。
作者のマツモトトモ氏の英語お勉強奮闘記(?)も載っています。そこに日本のチョコレートが嫌いなアメリカ人の英語の先生のお話が出てきますが、先日再放送された『英語でしゃべらナイト』に出演の「メガデス」の元ギタリスト、マーティ・フリードマン氏は「コンビニのチョコは美味い!」と日本のチョコの美味しさを力説なさっていました。当たり前だけれど、人によって好みは違うってことですね。
それからマツモト氏は「日本で言う“漫画家”、一発でわかってもらえる(英語の単)語はないものか…」とも書いていらっしゃいましたが、先日アメリカの出版関係の方にお会いした時に聞いたら、やっぱり「漫画家」は「manga artist」または「comic artist」だそうです。日本のマンガに詳しい人なら「manga-ka」でも通じるかもしれません。
マツモト先生(そして、ありす)、英語の勉強頑張ってください!わたしもまだまだ頑張ります!