アメリカで日本のエロマンガの未来は明るいか?

自分の記事の題名で遊んでどーするって感じですが。。。。w
(多忙によりちょっと縮小更新中。)

アメリカで日本の18禁マンガを主に販売し、現在『AG』という日本の成人向けマンガの雑誌も出版しているIcarus Publishing

同社のブログ(10月22日のエントリー)で、Icarusが発売した加茂川たぬき氏の『INNOCENCE』の初版が完売したことが取り上げられている。

ブログの筆者サイモン氏によると、この180ページに及ぶマンガのアメリカ版に同社は相当力を入れていた模様だ。これから出す本のモデルの“テスト本”として周到に計画して出版したため、その初版完売は“感情的にも非常に大きな出来事だった”とサイモン氏は書いている。

当ブログの記事「アメリカ9月・専門店での月間売上トップ50」の49位に同じくIcarusの成人向けマンガ『想うがままに…。』がランクインしていたが、実際アメリカで成人向け日本マンガはどのくらい売れているのか?成人向けマンガに限定した統計的な数字は手元に無いので具体的には全然わからない。

ただ例えば、アレックス・スコット氏のブログKEROMARU(9月24日)では、アメリカの大手書店「Books-A-Million」の「成人向けグラフィック・ノベル」のセクションについて次のように書かれている(↓要約です)。

少し前、ヤオイ作品が人気になりその書店(「Books-A-Million」)では独自のコーナーが必要と考えた。そしてほとんどをグラフィック・ノベルのコーナーからエロ本のコーナーに移すことにした。エロ本のコーナーでは、ヤオイは「成人向けグラフィック・ノベル」のサブジャンルとなり、その後そのサブジャンルは見ていて面白いほどに成長を続けている。

現在エロ本コーナーにあるのはヤオイや『一騎当千』だけではない。表現の激しい少女マンガや『Watchmen』『Sin City』などもおかれている。「成人向けグラフィック・ノベル」は真剣に取り組むべき商売になってきているのだ。

「非成人向け」「成人向け」の基準は簡単に線引きできないところもあるだろうが、本に記載されたレイティングだけを基準に出した資料なら、いつか出てくるかもしれないな。

<お願い>
上で貼ったIcarus Publishing社のサイトとブログのリンク先のページには直接的な性表現はありませんが、一応成人向けマンガを扱った出版社ということで、リンクを開く時はご注意ください。