今敏監督の『パプリカ』アカデミー賞のノミネーション候補に。

Anime News Network(11月4日)の伝えるところでは、今敏監督の最新作『パプリカ』が、アカデミー協会による第79回アカデミー賞のアニメーション部門のノミネーション候補16作品リストに選ばれた。

ただし今年中にロス・アンジェルスで劇場上映された場合にのみ候補として残ることができる。最終的なノミネーション作品の発表は1月23日。

誤解を招くといけないので付け加えておくと、現段階で『パプリカ』がアカデミー賞にノミネートされたわけではない。ノミネート候補の16作品に選ばれたということ。ただ、『パプリカ』は9月にニューヨーク・フィルム・フェスティバルで上映されたことはあったも、今までのところアメリカで一般の劇場公開はされていない。(日本でも11月25日から公開。)来年度のアカデミー賞の正式ノミネートには年内の劇場公開が条件のようだ。

パーフェクト・ブルー』は今でもアメリカのアニメファンの話題にのぼることも多い作品であり、『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』など今敏監督のアメリカでの評価は高い。明るい話題を期待したいところ。

筒井康隆氏による『パプリカ』の原作。

パプリカ (新潮文庫)

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今敏氏の名前を米アニメファンに知らしめた作品『パーフェクト・ブルー』。
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