『こどものじかん』アメリカ発売決定で、「アメリカで発売して大丈夫?」。

取り上げようか迷ったんですが、ごく簡単に。

私屋カヲル氏の『こどものじかん』がアメリカのSeven Seas Entertainemnt社から発売されることが発表されたが、英語圏のブログや掲示板などで「アメリカでこのマンガを出版して大丈夫なのか?」という議論が巻き起こっている。

例えば、大手アニメニュースサイトANNの掲示板、硬派コミックス評論誌『Comics Journal』チーフエディター、ダーク・デピー氏のブログ、日本の成人向けマンガを扱うIcarus Publishing社のサイモン・ジョーンズ氏のブログ(←注意!成人向けコンテンツあり)、コミックスやマンガ等視覚文化を専門とするカルロス・サントス氏のブログなどで、様々な人が様々な立場で意見を述べている。

主に議論の対象となっているのは『こどものじかん』1巻の一つのコマだが、これが話題にのぼっているのは上記の掲示板にそのコマがアップされているから、ということだけが理由のようだ。とりあえずそのコマには絵として性的に激しい表現があるわけではない。話題になる理由は、小学生3年生のりんちゃんがお習字で勝手に一つのフレーズを書いちゃったから。そのフレーズは「○○○希望」。 (←わかる人にはわかるでしょう。たぶん。)

こどものじかん』英語版は、Seven Seas Entertainment社から2007年4月に『Nymphet』(“早熟な少女”というニュアンスのある言葉)という英語の題名で発売される。ビニールに包まれ「10代後半以上向け」のレイティングが付く予定。

↓『こどものじかん』日本語オリジナル版。

こどものじかん 1 (アクションコミックス)

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