アメリカ図書館協会のキャンペーンポスターに日本のマンガ家が選ばれる。

ceena2006-12-14


業界サイトICv2や、アニメ・ニュースサイトActive Animeが伝えたところによると、アメリカ図書館協会(American Literary Association)による読書推進キャンペーンのためのポスターに、日本のマンガ家・氷栗優氏が選ばれ、氷栗氏はそのポスター用に自分の作品である『カンタレラ』のキャラクターを描きおろした。

協会では以前このキャンペーン用ポスターに、スーパーマンバットマンのキャラクターを採用したことがあったが、日本のマンガ家による絵を使ったのは初めて。氷栗氏の『カンタレラ』をアメリカで発売するマンガ出版社Go!Comi!のオードリー・テイラー氏は、「マンガは新しい若い世代にとって、読み物としての選択肢のひとつ。図書館協会の読書推進キャンペーンに参加できたのは名誉であり、日本のマンガをそのキャンペーンで使えたのは素晴らしいこと」と語った。

ポスター以外にも『カンタレラ』の栞セットも作られ、アメリカ図書館協会サイト内のショップその他でポスターは14ドル、栞セットは7.5ドルで来年の1月から発売予定。

Go!Comi!は『カンタレラ』に加えて『女王様の犬』(竹内未来)や『天使じゃない!!』(しげまつ貴子)などを出版している。↓こちらは英語版『カンタレラ』。

Cantarella 1 (Cantarella (Graphic Novel))

Cantarella 1 (Cantarella (Graphic Novel))