第1回「アメリカン・アニメ・アワード」結果。
ニューヨークで2月23日から25日まで開かれていた第2回「ニューヨーク・コミックス・コンベンション」(通称「ニューヨーク・コミコン」)で発表された第1回「アメリカン・アニメ・アワード」。ちょっと古い話題で申し訳ありません。
第2回目となる今回の「ニューヨーク・コミコン」自体は色々混乱はあったものの、ほぼ成功に終わった様子で、その開催期間中に発表された「アメリカン・アニメ・アワード」もほぼ好評のうちに幕を閉じた様子。
2006年にアメリカで発売されたタイトルが対象となったため、製作年的にはかなり古い作品がノミネートされていたり、ファンの投票によって決定するため組織票が心配されたりと問題点は多々指摘されている賞となったが、それでもアメリカのアニメ界では今まではあまり注目されなかった「声優」の賞を設けたり「功労賞」で長年の業績を称えたりと、意味のあるイベントになったのではないかと思う。
コメディ・アニメ
『フリクリ』
長編アニメ
『Final Fantasy VII: Advent Children』
短編アニメ
『フリクリ』
長編テレビシリーズ
『鋼の錬金術師』
DVDパッケージデザイン
『鋼の錬金術師』
アニメ・テーマ曲
『リライト−Rewrite−』ASIAN KUNG-FU GENERATION
声優(男性)
Vic Mignogna (『鋼の錬金術師』エド、『マクロス』一条輝、他)
声優(女性)
Mary Elizabeth (『攻殻機動隊SAC』『攻殻機動隊2nd GIG』草薙素子、他)
声優(男性)コメディ
Dave Wittenberg (『金色のガッシュベル』ポルコ、『NARUTO』カカシ、他)
声優(女性)コメディ
Debi Derryberry (『金色のガッシュベル』ガッシュ、『天地無用』魎皇鬼、他)
キャスト
『鋼の錬金術師』
マンガ
『フルーツバスケット』功労賞
Peter Fernandez
↑ちなみにこの「功労賞」を取った方は、60年代〜70年代のアメリカでのアニメ黎明期に、『マッハGo Go Go』『鉄人28号』などをアメリカでの放送用に脚色したり、『マッハGo Go Go』では主人公の声もやっていらっしゃった方。
せっかく「ニューヨーク・コミコン」での発表なので、次回は「マンガ」を対象にした賞の設立を期待したいなぁ。
アニメ!アニメ!さんの「アメリカンアニメアワード FF7AC、ハガネなどが受賞」やULTIMO SPALPEENさんの「American Anime Awards、見ました」も参考になります。