アメリカで最も人気のあるアメリカ産マンガのひとつ『メガトーキョー』日本上陸!!

現在アメリカで、北米産オリジナルMANGAとして最も人気のある作品のひとつと言われる『メガトーキョー』の日本語版1巻が、あの講談社BOXからとうとう日本でも発売されます!店頭に並ぶのは連休明けです!

Megatokyo(1) (講談社BOX)

Megatokyo(1) (講談社BOX)


翻訳は当ブログ管理人、椎名が担当しております。オリジナルの価値を少しでも下げないよう、たくさんの方々から助言をいただきながら、魂を込めて翻訳させていただきました!


オタクに国境はない 
Otaku Have No Boundaries.

全世界のオタク必携―
文化の発信地大東京(メガトーキョー)へのパスポート

全米一のジャパニーズ・カルチャー・コミックついに上陸!
アメリカ人オタクが聖地・日本で大冒険…
右には美少女、左には忍者!?


『メガトーキョー』表紙より。


しかも表紙にコメントを寄せてくださったおふたりが超豪華!

『メガトーキョー』は、単純に本になったウエブ・コミックというだけのものではない。アメリカ産マンガの『戦争と平和』であり、あらゆる種類のオタクのためのカルト・ムーブメントであり、冒険や興奮を求め、そしてうるさい外人客も受け入れてくれるスタッフがいるメイドカフェを求めるアメリカ人オタクを日本に導く、希望欲望列挙された目録なのだ。


オタク・アメリカ代表『オタク・イン・USA』著者 パトリック・マシアス

『メガトーキョー』を発見したのは2001年頃――日本の日常を描いたディテールに驚いた。日本少女マンガ人生哲学探すぴろと、自動販売機でビールが買えること以外に日本のよさを見出せないラルゴの東京生活は9年目に突入。ディープに進化していく『メガトーキョー』は、今や仏独伊西蘭など世界8ヶ国語に翻訳されるグロバーバルカルチャーだ!


サブカルチャー評論家 町山智浩

あらすじ

日本産アニメ・マンガ・美少女ゲームが好きな「ぴろ」と、アメリカ産RPG・一人称視点のシューティングゲームを愛する「ラルゴ」のふたりが、あるきっかけで日本にやってくる。日本で向き合う異文化にとまどいながら、なんとか職も見つけ、女の子とも出会い、日本で騒動を巻き起こしながらも生活していくふたり。


「ぴろ」と「ラルゴ」は同じ日本に生活していても、ふたりのそれぞれの視点から見る「日本」はまったく違う。物語上では、ふたりの別々の日本での「現実」に加えて、ふたりのプレイするRPG上の「現実」も交錯し、話はどんどん複雑に。


『メガトーキョー』は2001年からオンラインで連載が始まりました。その人気により単行本化されて今までに単行本が5巻まで発売されています。2001年から始まったということは上の町山さんの紹介にもあるように、『メガトーキョー』の連載は今年で9年目に突入。現在の『メガトーキョー』は絵柄、内容ともに今回発売される1巻とはかなり変わっています。


作者のフレッド・ギャラガーさんは主人公のぴろと同様、日本アニメ・マンガ・美少女ゲームがお好きで、日本で単行本が発売されることに大変感激してくださいましたが、今回1巻の最初から日本で出版することには迷っていらっしゃいました。絵柄も内容も現在のものとは随分違うからです。


でも「『メガトーキョー』の世界観を日本の読者に余すことなく伝えたい!」という編集長さまや編集者さまやわたしの意見もお話して、1巻の第1話から(オマケページの一部を除いて)ほとんど全てが今回の日本版『メガトーキョー』1巻に収録されることになりました。(オリジナル版に無いページも少し追加されています。)


1巻には連載当時フレッドさんが楽しんでいた日本のアニメやゲームを元ネタとするシーンがたくさん出てきます。作者のフレッドさんにも思い出していただいて、元ネタがある場合はわかる範囲で注釈をつけました。作者のフレッドさんが忘れていて、翻訳者も気が付かなかった元ネタに気づいた方は是非おしえてください!


『メガトーキョー』のクレージーな世界が日本でも楽しんでもらえますように!!


↓オリジナル英語版『メガトーキョー』。

Megatokyo #1(Megatokyo (Graphic Novels))

Megatokyo #1(Megatokyo (Graphic Novels))

Megatokyo #2(Megatokyo (Graphic Novels))

Megatokyo #2(Megatokyo (Graphic Novels))

Megatokyo 3 (Megatokyo)

Megatokyo 3 (Megatokyo)

Megatokyo: v. 4

Megatokyo: v. 4

Megatokyo: v. 5

Megatokyo: v. 5