4月から始まるNHK『テレビでフランス語』講座テキストで仏人マンガ家君デビューです。
海外のマンガ家さんを専門に扱う出版エージェントceenaこと、椎名です。ずいぶんブログからご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか?
最近忙し過ぎて人間らしい時間を過ごせず、世の中の動向にはすっかり疎くなっております。そうは言っても勿論、アメリカのマンガ状況はしっかり追いかけているのですが、ここまで世間に疎いくせに北米のコミックス・マンガ状況にだけ詳しいのも社会人としていかがなものか…という気がしないでもありません…。。。でもまぁ仕事ですから!
ところで今日のエントリーは、わたしのクライアントさんのひとり、仏のマンガ家 フィリップ・カルドナ君がNHKの仏語講座『テレビでフランス語』テキスト内でコマ・マンガの連載を始めたお知らせです。
↓『テレビでフランス語』4月号テキスト。表紙はナビゲーターの知花くららさん。
[rakuten:book:13610332:detail]
第1回放送は4月1日。
<本放送> 水曜日 深夜24時〜24時25分(=木曜日0時〜0時25分)放送
<再放送> 翌水曜日 午前6時〜6時25分
番組ホームページはコチラ。
フィリップ・カルドナ(Philippe Cardona)君は日本アニメ・マンガの大ファンで、簡単に言うとOTAKUです。でも日本のマンガだけでなく、アメリカやフランスのコミックスも読んで育ってきたので、作風はアメコミ+BD(ベデ:仏コミックス)+日本マンガという感じ。
今回連載しているコマ・マンガは、月毎の講座のテーマとして取り上げられている「フランスの偉人」と「フランス語のフレーズ」を入れるというお題に沿ったもので、フランスの典型的な一家を描いたほのぼの(?)マンガになっています。
フランスと言えばBD(ベデ)と呼ばれるコミックスの宝庫。フランス語のできないわたしはどれほど読みたいBDがあっても読めなくて残念な思いをたくさんしてきました。そこでこれを機会にフランス語を勉強しよう!と決意をあらたにしているところ………。
今回NHKフランス語講座で連載を開始するフィリップ・カルドナ君は故国フランスで既に数々の作品を出版しています。下にあげたのは『Sentai School(センタイ・スクール)』(仏Kami社)の表紙と1章からの1ページ。ヒーロー養成学校に通うヒーロー志望のワカモノたちを描いた作品です。
フィリップ君は現在日本に滞在中。フランスの出版社とのお仕事も継続中ですが、日本での取材&お仕事も募集中です!!