アメリカでの2005年上半期人気アニメ・ベスト10。

業界サイトICv2によると2005年上半期のアニメ売上ベスト10作品は以下の通り。

Nausicaa of the Valley of the Wind 1 (Nausicaa of the Valley of the Wind)

  1. 風の谷のナウシカ 
  2. 犬夜叉
  3. アップルシード
  4. 遊戯王:ザ・ムービー
  5. 攻殻機動隊イノセンス
  6. 鋼の錬金術師
  7. ドラゴンボールZ:ザ・ムービー*1
  8. 猫の恩返し
  9. 紅の豚
  10. サムライ・チャンプルー

アメリカでの2005年上半期のアニメ総括(要約)

最近のDVD売上の停滞、そしてテレビシリーズ全般の大量のDVD化に伴い、DVDの小売店の売り場を巡る争いが激化している。ディスカウント・ストアの大手「ターゲットTarget」ではアニメを今秋までに棚から一掃する決定を下した。しかし同じく大手ストア「ベスト・バイBest Buy」ではCDの売り場面積を減らしその分アニメに充てている。

雑誌をみると「アニメリカ Animerica」の廃刊と相前後して「アニメ・インサイダー Anime Insider」の月間誌化が決定。テレビでは『ポケモン』『遊戯王』などをかつて放映しその人気に著しく貢献したWBのキッズ・ブロックがアニメを扱うのをやめたが、カートゥーン・ネットワークが2006年の『ハガレン』に成り得る『ナルト』を獲得したことでバランスが取れたと言える。

*1:ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない 」

アメリカでの2005年上半期人気マンガ・ベスト10。

2005年上半期のマンガ売上ベスト10作品は以下の通り。

Fruits Basket Vol. 2

  1. フルーツバスケット
  2. 鋼の錬金術師
  3. るろうに剣心
  4. ナルト
  5. ツバサ
  6. 魔法先生ネギま!
  7. D・N・ANGEL
  8. 犬夜叉
  9. 遊戯王
  10. Bleach

アメリカでの2005年上半期のマンガ総括(要約)

2005年の上半期には2つの大きな傾向が見られた。「やおい」マンガの人気と、日本人以外の手による“国際的なマンガ international manga”とも呼ぶべきマンガの台頭である。ダーク・ホース社の『メガ・トーキョー Mega Tokyo』が現在アメリカ産で最も人気のあるマンガだが、トーキョー・ポップ社の「ライジング・スターズ・オブ・マンガ Rising Stars of Manga」*1などの新人発掘の努力が成果をあげつつあり、リチャード・ナックなど人気マンガ家が誕生している。

http://www.icv2.com/articles/news/7244.html

*1:トーキョー・ポップが行っている新人発掘コンテスト。受賞作品を集めたアンソロジー本が出版されている。