アメリカでヒットする兆しを見せるアニメ/マンガ関連ノベル

ICv2の9月16日付の記事、Anime/Manga-Related Novels Boffo!より。

(要約)

Vampire Hunter D Volume 1
一般書店での売上好調により注目を集めるマンガだが、同じように好調な売上を見せるアニメ/マンガ関連ノベルについて取り上げた記事は現在のところ少ないようだ。小売店業者は“ノベル”は“グラフィック・ノベル”ではないためどうやら注文に躊躇しているようだが、Tokyo Pop の『.hack//AI Buster』と Dark Horse と Digital Mangaの『バンパイア・ハンターD』の成功をみて考えを改めた方がいいかもしれない。

.hack//AI Buster 』は一般書店で販売されたグラフィック・ノベルのトップ10リスト(BookScan)に7月下旬の発売開始以来3週連続で入り、発売から2ヶ月未満で本会計年度の一般書店市場のマンガ売上トップ50にランクインした。

マンガ、TVゲーム、アニメとマルチメディア展開を見せる『.Hack』はそれぞれの作品がヴァーチャル・リアリティを核とする作品に違った視点を提供するものとなっており、『.Hack//AI Buster』もただの単発的商品ではない。その続編(『.Hack// AI Buster 2』)も発売予定となっていて日本では『.Hack//ZERO』というもう1つのノベルも発売されている。

.Hack//AI Buster』より更に良い売上を見せているのは5月に発売された『バンパイア・ハンターD』だ。こちらは現在までの一般書店マンガ売上リストのトップ10に入っている。

1983年に日本で最初に発売された菊池秀行のこの作品は、後にOAV、劇場版アニメも作られた人気作品。美しい天野喜孝のイラストのついた全13巻にわたるこのスタイリッシュなホラー・ストーリーは小売店にとっても、時間を費やして消費者に紹介する価値のある商品である。今月の初めに第2巻『Vampire Hunter D Vol. 2: Raiser of Gales』も発売された。3巻は2006年1月発売予定。