北米アニメ販売会社、ファンサブグループに警告文(追記:「米ジャンプ」発売元のファンサブへの見解)。
ファンによる字幕付アニメ、通称「ファンサブ」のネット上の横行については、このブログでも度々伝えてきたが、アニメ販売会社からファンサブに対して一つの動きがあったようだ。
ANNの12月7日の記事"Funimation Enforces Intellectual Property Rights"によると、北米アニメ販売会社FUNimationが、ファンサブ・グループであるShinsen-Subsに以下のように通知した。
『スピードグラファー』『トリニティブラッド』『鋼の錬金術師』『ドラゴンボール』『ソルティレイ』『名探偵コナン』『ツバサ』を含む(左記作品に限定しない)様々なアニメ作品に関連した版権や商標は我が社が独占的に保有している。
この通知に先んじて、FUNimationはShinsen-Subsのドメインネーム登録元Joker.comに接触しており、Joker.comは既にこのファンサブ・グループのドメインネームを凍結している。
『ソルティレイ』『ツバサ』に関しては、FUNimationから発売の公式発表は行われていない。
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追記:
「少年ジャンプUSA」を発売し、『ナルト』『ハガレン』などのビッグ・タイトルを要するViz Media営業部副社長のリザ・コッポラ氏のインタビューが7日付けのICv2に掲載された。そこでコッポラ氏はファンサブに関してICv2からの質問に答えている。
ルーカス・フィルムから総合弁護士を引き抜いたのは、このファンサブ問題に対応するため。現在のところファンサブに対する会社としての公式スタンスは未定だが、非公式な見解としては『ナルト』などの作品がファンに愛されているのは嬉しい。これから会社内でももっとディスカッションを重ねるつもりでいる。将来的にはファンが集まることができ、非公式サイトでは得ることのできない情報を得られるサイトをファンと協力して作っていきたいと考えている。
このインタビューも個人的にはとても面白かったのだが、やっぱりとても長い。いつかこのブログに要約文を載せたいとは思うのだけれど。。。読みたい人はいるだろうか?(新聞の仕事を始めてから、自分が面白いと思うものと他の人が面白いと思うことがかなりズレている事を実感。某泣き映画で笑ったこともあって、どうも人格も疑われ始めている気がする今日この頃。)