アニメコンの悪名高き名物コスプレーヤー「男性フェイ」インタビュー
アメリカのアニメファンなら知らない人はいないと言われる有名コスプレーヤー、その名も「マン・フェイ」(男性版フェイ)。『カウボーイ・ビバップ』のフェイのコスプレをしてありとあらゆるアニメ・コンに登場するかなり大柄な男性だ。
大柄な男性がフェイのコスプレをするというだけで十分アレだが、特に悪名高いのはその彼の毛深いお尻。(フェイのコスチュームを思い出して気持ち悪くなってください。)今ではその異様な姿はアニメファンの間に知れ渡り、コンで「マン・フェイ」に会ったらそのお尻を叩く、というのがお約束になっているそうだ。(何故だ?)
北米大手アニメ情報サイトANNでは、果敢にもその「マン・フェイ」を探し出し、インタビューに成功した。インタビューでは、彼がフェイのコスプレをするようになった経緯や、他のアニメファンの彼に対する反応などについてANNが質問しているが、途中から話は彼とアニメ・コンのひとつアニメ・エキスポとの間に起きた確執が中心になりやや真面目な方向へ。
昨年アニメ・エキスポがフェイのコスプレをする彼を会場から追い出そうとした事が発端で、「マン・フェイ」はこれを差別だと主張。何故なら彼と同じくらい露出度が高いコスプレをしている女性はアニメ・エキスポから文句を言われないからだ。長いトレンチ・コートを上に羽織る条件で入場を許可してもらった彼だが(この格好も想像するとかなりアヤシイ)、警備員は彼が途中でコートを脱いだと主張。脱いでいないとする「マン・フェイ」と主張が食い違った。
実際今年も会場に入れてもらえなかった「マン・フェイ」だが、戦いは続くと意気盛ん。しかしANNから裁判に持ち込む気はないのかと聞かれると、アニメ・エキスポにダメージを与えたくないというのが「マン・フェイ」の答えだった。
多くのファンが宗教的な熱狂に近い感情をもってアニメ・エキスポに参加するんだ。だって自分の大好きな想像上のキャラクターが生命を得て歩きまわっているような場所に行ける機会が他にいつあるんだ?それに同じ趣味を持った人たちとこれだけ実際に一緒にいれる機会だって他にいつあるんだよ?
インタビュー中で「マン・フェイ」自身が「自分が痩せてから苦情が減った」と語っているが、写真を見る限り本当にかなり痩せたのは間違いない。私自身は実際に生「マン・フェイ」を見たことはないが、アニメファンを描いたドキュメンタリー『Go Go Anime!』の中のコンのシーンでチラっとだけ見たことがある。その時は有名コスプレーヤーとは知らなかったけれど、そのインパクトのある姿は脳裏に一瞬で焼きついてしまった。(焼き付けたくなかったが)
痩せる前の彼を知りたかったら、ANNサイトのトップに現在右上に掲載されている「マン・フェイ」似顔絵を見てください。痩せる前の彼はこんな感じ。
追記:コメント欄でtadashiさんから「マン・フェイ」のHPのアドレスを教えていただきました。写真満載です。半尻(?)出てます。心の準備はいいですか?ではどうぞ。