テキサス大学オタク博士がNASAのミッションを説明するマンガ製作:もしかしてNASAもオタク率高し?

ANNの記事"University of Texas Academics Create Comic to Teach Children About NASA Research Mission"より。

テキサス大学の宇宙科学センター教授マーク・へアストン博士とその同僚メアリー・アークハート博士が、NASAのイオン圏調査の為の衛星計画を説明する目的でマンガを製作した。

『シンディ・イン・スペース Cindy in Space』と名付けられたそのマンガは、小学6年から中学3年の生徒をターゲットにCINDI(Coupled Ion-Neutral Dynamics Investigation イオン・ニュートラル・コンプレックス力学調査) について教えるものだが、多くの大人たちもそのマンガに興味を示しているという事である。

物語の主人公は、宇宙で地球の軌道上に2匹の犬と一緒に暮らすアンドロイド少女のシンディ。ミネアポリス・アート&デザイン・カレッジの生徒であるエリック・ラーヴォルドがキャラクターデザインを担当した。

『シンディ・イン・スペース』は24ページの1話完結でカラー版と白黒版がココで読める。

今回の記事の概要は上記の通りなのだが、管理人の目に飛び込んで来たのは、以下の一文。

マーク・へアストン博士はミネアポリス・アート&デザイン・カレッジや「女子学生とモビルスーツ」というコンベンションで講演を行うなど長年のアニメ・マンガファン。

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「女子学生とモビルスーツ Schoolgirls and Mobilesuits」というベタなコンベンション・タイトルはさておいて、確かに、ヘアストン博士は間違いなくアニメ・マンガファンのようだ。米アニメ雑誌「アニメリカ」で記事も書き、10年以上前から『ふしぎの海のナディア』のファンサイトを立ち上げ、ディズニー『アトランティス』の『ナディア』パクリ疑惑の検証記事も書いている。(博士によると『アトランティス』は『ナディア』のパクリではない。)

NHK BSのガンダム特集の時、宇宙科学センター(←記憶があやふや。違っていたらスイマセン。)の研究員の人がセンターの「ガンヲタ率の高さ」について語っていたが、宇宙物理学専攻のヘアストン博士が協力するNASAも「もしかしてオタク率高いのか??そしてミノフスキー粒子や『プラネテス』がお茶室の話題になったり、“坊やだからさ”と失敗した同僚に独り言したりしてるのか?」とつい妄想してしまった。