USA Today発表4月第2週目・一般書籍売上トップ150リスト:『フルーツバスケット』、『ナルト』の持つ日本マンガの順位記録更新!

(下に追記アリ)

USA Today発表「一般書籍売上トップ150リスト」の「4月第2週目(4月9日ー15日)」で、『フルーツバスケット』北米での最新刊16巻が、先週の122位からジャンプアップ!

『ナルト』11巻の持つ今までの最高順位記録21位を上回り15位となる大快挙をなしとげた。現在までのところで同リストの20位以内に入ったのは今回の『フルバ』16巻のみ。

いつも同じ説明ばかりしていて申し訳ないが、このリストは一般書店で売られた全ての本が対象となる売上リスト。そのリストでアニメの助けもなく20位内に入るとは本当に凄い。20位以内にはアメリカ産のコミックス、グラフィック・ノベルともに入ったことはない。

ちなみに過去30位内に入ったマンガは、『フルーツバスケット』16巻の15位、『ナルト』11巻の21位、そして『フルーツバスケット』14巻の24位、『ナルト』9巻の29位。

今週『ナルト』13巻は7週連続ランクインしたものの、84位から118位へと順位を下げた。

Bleach』18巻は先週まで2週連続ランクインしたが、今週はランク外。

追記:
業界向けニュースサイトICv2によると、今回の『フルーツバスケット』の高順位は、マンガの売上においてICv2が観察してきた二つの点をハッキリと示している、とのこと。一つは「ベストセラーマンガの売上は巻が進むとドンドン上がる」。これは売上が良いことで読者に対する露出度も上がり、毎月新たに1巻から買い始める新規の読者が開拓されていくことによる。二つ目は、「マンガのメインストリーム化」。マンガが一部のファンに読まれているのではなく、とうとうアメリカの大衆文化の一部になってきた、ということだ。


↓英語版『フルバ』16巻。日本と同じく北米でも男性にも人気があるといわれている。

Fruits Basket Volume 16

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