アメリカ版ジャンプ発売元Viz Media、世界銀行と提携してマンガ製作。

アメリカ版少年ジャンプを発売しているViz Mediaは、世界銀行と提携して「1 World Manga」を出版すると発表した。この「1 World Manga」は現在の地球規模の問題を扱うマンガとなり、世界銀行はこの新しいマンガシリーズを世界中の図書館に寄付、Viz Mediaでは販売からチャリティの運営までを手掛ける。

「1 World Manga」の最初の3作は貧困、HIV/AIDS、環境問題に焦点をあて、マンガの持つストーリー性の強みを活かし、読者に解決すべき地球規模の課題について教育するのが狙い。

シリーズのメイン・キャラクターは世界で一番の戦士になる事を夢見る10代の孤児、レイ。困っている人々を助ける事は単純では無く痛みを伴うが、それでもその人々から逃げてはいけない。色々な動物に変身できる精霊の助けを借りて、最初は自己中心的だったレイは成長していく。

（管理人から一言）
Viz Mediaと名前を変える前からこの会社はアメリカ国内のマンガ認知度を高めるため、例えば識字率を上げるキャンペーンに参加したりする等、色々な活動を行っている。