『ハウルの動く城』アカデミー賞ノミネート。でも興行成績の方は･･･

宮崎駿監督の『ハウルの動く城』が第78回アカデミー賞の長編アニメーション部門でノミネートされたのは、既にあちらこちらで報道されている通り。同時にノミネートされたのは、ニック・パーク監督の『ウォーレスとグルミット　野菜畑で大ピンチ』とティム・バートン監督の『コープス・ブライド』。

北米業界サイトICv2"'Howl's Moving Castle' Earns Academy Award Nomination"は、賞の行方を占うのはかなり難しいとした上で幾つかその要因を挙げている。

• 宮崎とパークはもうアカデミー賞を受賞しているが、バートンはしていない。
• アカデミー協会はしばしば個々の作品ではなく、個人の業績全体に対して賞を贈ることがある。
• 『ハウルの動く城』は宮崎のベスト作品とは言い難いが、作品の反戦メッセージがアカデミーのメンバーに訴えるものがあるかもしれない。
• 『コープス・ブライド』の興行成績は５３００万ドル、『ウォーレスとグルミット』は５６００万ドルに対して、『ハウルの動く城』はたった４７０万ドルだった。

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