アメリカ最大のアニメ・コンベンション「アニメ・エキスポ」日本人向けツアー開催!

このブログには自分の仕事関係のことは一切書かないのが基本なんですが、今回はわたしがお仕事をさせていただいている「アニメ・エキスポ」さんからの依頼を受けて、一つお知らせをしたいと思います。

先日アニメ!アニメ!さんで発表がありましたが、アメリカ最大のアニメ・コンベンションである「アニメ・エキスポ」に参加できる日本人向けのツアーを、日本の旅行代理店JTBが開催することになりました。今年の「アニメ・エキスポ」の会場はカリフォルニアのロングビーチです。

ANIME EXPO ツアー 2007

<ツアーに含まれるもの>
・成田からロサンゼルスまでの往復航空運賃。(日本航空もしくは全日空
・日本語による成田、ロサンゼルス空港でのアシスタント。
・ロサンゼルス空港−ロングビーチ内のホテルへの往復送迎バス。
・日本語ガイド付き、ロサンゼルス半日市内観光。
・ディズニーランド一日観光。
・宿泊料金(ヒルトンロングビーチまたは同等のホテル)
・Anime Expo 2007への登録料。
アメリカ人コスプレイヤーとの写真撮影。
・ご希望のメインイベント(仮装大会、アニメビデオコンテスト、または他のアニメエクスポ企画のコンサートの中から1つ)のプレミアムシート。
・漫画家、キャラクターデザイナー、ディレクター、そして声優の方々との座談会への参加。
・上記の方々のサインやスケッチプレゼントの抽選。

以下、詳細はアニメ!アニメ!さんのサイトでご覧ください。

“アニメのコンベンション”というのは日本ではあまり馴染みが無い言葉かもしれませんが、敢えて簡単に説明するとファンのお祭りみたいなもの。でもコミケとは違って同人誌の販売がメインではありません。企業のブースが出たり、販売ブースが出ていたり、プロ・アマの作家さんたちが自分の作品を売っていたりする以外に、コンサートがあったり、サイン会があったり、アニメ・マンガ関連会社のパネル・ディスカッションが開かれていたり、コスプレーヤーさんたちが闊歩していたり、と色々あるという感じです。

現在アメリカでは年間に開かれるアニメ・コンベンションの数は大小合わせると100近いとも、100を優に超えるとも言われています。コンベンションもアニメ・マンガ全般を扱うものから、マンガだけのものやヤオイ・BLだけを扱うもの(ヤオイコンなど)まで種類も様々です。

日本人向けのコンベンションのためのツアーは今回の「アニメ・エキスポ」が初めてではありません。例えば去年には前述の「ヤオイコン」では、3泊5日の「ヤオイコン・ツアー2006」が開催されていました。

一つ一つのコンベンションにはそれぞれ特徴があって、それぞれの楽しみ方があると思います。そこで「アメリカのコンベンションに行ってみたいけど、“アニメ・エキスポ”はどんな感じ?」と思われる方のために、簡単にその説明を。

「アニメ・エキスポ」と他のコンベンションの最大の違いは、やはりその規模にあると思います。参加者の数でアメリカ最大です。

そして多くのコンベンションの参加者の男女比は男性、かつハードコアなファンが多いということですが、「アニメ・エキスポ」では男女比はほぼ半々、10代から20代前半の参加者が多く、他のコンよりは若干低めとのこと。ハードコアに混じって薄いファンも多く集まって、最近の「アニメ・エキスポ」の参加者は北米のアニメ・マンガファン層をキレイに反映していると言われているそうです。

地元の大手新聞「ロスアンジェルス・タイムス」もスポンサー企業となり、去年から小冊子「アニメ・エキスポ・ガイド」を新聞と一緒に配ったことで地元の認知度もかなり高く、カリフォルニアで開催されているせいかアニメ・マンガファンのハリウッド・スターが子供連れで参加しているところも目撃されているとか。

ちなみに去年の「アニメ・エキスポ」のゲストはClampさん、水島努監督、コゲどんぼさん、声優の古谷徹さん(『ハガレンエド役の朴さんは残念ながら諸々の事情で出席できず)、「ラルク・アン・シェル」のHYDEさん、「マリス・ミゼル」のMANAさん、などなど。


えー。。実はわたしは他のコンベンションに行ったことはあっても「アニメ・エキスポ」に行ったことはありません。仕事の都合が付けば今年こそは行きたいと思います。

「アニメ・エキスポ」ホームページ←残念ながら日本語なし。